政府は昨日、新型コロナの「第8波」だかに備えた「対策強化宣言」とかいうものを創設する方針を固めたそうです。
なんとこんなニュースが、今朝の東京新聞では1面トップです!!
新コロなんか、もう1年前にオミクロン株になった時点で、とっくに「ただの風邪」になっているのに!!
それで、感染が拡大したらまたもや外出や大人数での会食の自粛を求められるそうです。しかも、その対象は高齢者だけではなく若者も含めるというのです。
もう、とっくに普通の風邪なのに!!
普通の風邪でもリスクがある、高齢者や持病持ちの人だけ自主的に警戒すれば済むことなのに!
昨日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会会長・尾身茂会長は官邸で岸田文雄首相と面会、その後、記者団に対して「新しい波に入りつつある」と危機感を煽り、それを受けた形で岸田は方針を発表しています。
「ただの風邪」を「国家の危機」にでっち上げている元凶、それが尾身茂です!
なぜそんなことをするのか?
それは、ただの風邪だと言っても誰にも注目されないから!
重大な死の感染症だと煽り、自分がその危機に立ち向かうヒーローであるかのようにふるまえば、注目されて「権威」になれるから!
そうとしか思えません。
なぜなら、似たようなことが過去にあったからです。
ハンセン病が極めて感染力の弱い病気であることを、本当は知っていたとしか思えないのに、それを世間に向けて「死の感染症」であるかのように喧伝し、「権威」となった光田健輔という医者がいたのです。
このひとりの医者の名声欲のために数限りない不幸が起こされましたが、その歴史の検証は、未だ十分には行われていません。
ハンセン病と光田健輔については
『コロナ論2』第7章で描いています。
今また性懲りもなく過ちが繰り返されているという事実を描き出している本は、未だこのシリーズしかありません!!
これ以上不幸を増やしたくない人は、読むしかない!!
文庫版『コロナ論』01~04発売中!